プログラム

第１日目: 2014年11月15日（土）

＜標本展示＞ 演題1-18 8:30 ～ 17:20 （1階実習室1）
＜開会の辞＞ 11:25 ～ 11:30 （3階講義室3）
＜ランチョンセミナー 1＞ 11:30 ～ 12:30 （3階講義室3）
＜一般演題１＞ 演題1-18 12:30 ～ 17:20 （3階講義室3）
＜特別講演＞ 17:30 ～ 18:30 （3階講義室3）
＜懇親会＞ 18:45 ～ 20:15 （福利厚生棟 1階） 
11:25～11:30　開会の辞
　　　　　和歌山県立医科大学 神経内科学講座伊東秀文

11:30～12:30　ランチョンセミナー 1 共催：グラクソ・スミスクライン株式会社
               座長　村田顕也（和歌山県立医科大学 神経内科学講座）
　　　　　　　 「パーキンソン病の最新の治療」
　　　　　　　　順天堂大学医学部 脳神経内科 服部信孝 先生

一般演題１（口演）

12:30～13:00　　　脳炎
座長　　新宅雅幸　先生 （大阪赤十字病院　病理診断科）

*1. シェーグレン症候群に合併したアメーバ性脳炎の1剖検例
○ 丹藤創（タンドウ ソウ）1，伊東恭子1，八木田健司2，野崎智義2，片野晴隆3，長谷川秀樹3，松尾宏俊4，
細川洋平5, 伏木信次1
1) 京都府立医科大学大学院分子病態病理学
2) 国立感染症研究所 寄生動物部　3) 同 感染病理部
4) 近江八幡市立総合医療センター 神経内科　5）同 病理診断科
 
2. 濾胞性リンパ腫治療後に多発性大脳病変を呈した58歳男性剖検例
○ 佐藤亮太（サトウ リョウタ）1,2，石口絵梨1，中野雄太1,4，前田敏彦1， 尾本雅俊1，石井文彩3，高尾昌樹4，
池田栄二3，神田隆1
1) 山口大学大学院医学系研究科 神経内科学
2) 山口県立総合医療センター 神経内科
3) 山口大学大学院医学系研究科 病理形態学
4) 東京都健康長寿医療センター 高齢者ブレインバンク
 

13:00～13:30　　　脳症
座長　　伊東恭子　先生 （京都府立医科大学大学院医学研究科　分子病態病理学）

3. 橋本病にて経過観察中，難治性てんかん重積をきたした一剖検例
○ 元田敦子（モトダ アツコ）1，同道頼子1，野田公一1，万代光一2，倉重毅志3， 松永晶子4
1）東広島医療センター神経内科　　2）東広島医療センター検査科
3）県立広島病院神経内科　　4）福井大学医学部附属病院神経内科
 
*4．大脳白質の血管病変と多発性壊死性病変を認めた，パーキンソン症候群の1例
○ 森 千晃（モリ チアキ）1，朴貴瑛2，大江田知子2，澤田秀幸2，山寺みさき1， 井上貴美子1, 藤村晴俊1
1）国立病院機構刀根山病院神経内科　　2）国立病院機構宇多野病院神経内科
 

13:30～14:00　　　Amyloidosis
座長　　冨本秀和　先生 （三重大学大学院医学系研究科　神経病態内科学）

*5. トランスサイレチン遺伝子Gly47Arg変異を有し，脳軟膜への高度なアミロイド沈着を呈した一剖検例
○ 角田渓太（カクダ ケイタ）1，隅寿恵2，上原拓也1,2，別宮豪一2，衛藤昌樹1， 山内周一3，中 隆1，望月秀樹2
1) 東大阪市立総合病院神経内科　　2) 大阪大学医学部神経内科
3) 東大阪市立総合病院病理部
 
6. 小脳出血治療中に突然死した100歳女性例
○ 福岡敬晃（フクオカ タカアキ）1，丹羽淳一1，泉 雅之1，中尾直樹1，道勇 学1， 三室マヤ2，岩崎靖2，吉田眞理2 1) 愛知医科大学 神経内科　　2） 同 加齢医科学研究所
 
- Coffee Break (10分) -

14:10～14:40　　　CAA, CJD
座長　　山田正仁　先生 （金沢大学大学院医学系研究科　脳老化・神経病態学（神経内科学））

7．3T MRIによるアミロイド関連微小血管病変の描出； ex vivo MRIと病理所見の直接比較
○ 丹羽 篤（ニワ アツシ）1，伊井裕一郎1，松尾 皇1，冨本秀和1，高瀬伸一2， 前田正幸3, 赤津裕康4，橋詰良夫4
1) 三重大学大学院医学系研究科 神経病態内科学
2) 三重大学医学部附属病院 中央放射線部
3) 三重大学医学部附属病院 放射線診断科　　 4） 医療法人さわらび会福祉村病院
 
8．MM1クロイツフェルトヤコブ病（CJD）の1剖検例におけるαB-crystallinの検討
○ 赤木明生（アカギアキオ）1，2，三室マヤ1，岩崎靖1，森惠子3，伊藤益美3， 吉田眞理1
1）愛知医科大学 加齢医科学研究所　　2）金沢大学神経内科
3）小山田記念温泉病院
 

14:40～15:10　　　AD, HD
座長　　山本 徹　先生 （三介護老人保健施設　ライフケア中津）

9．大脳皮質基底核症候群（CBS）が疑われたアルツハイマー病（AD）の剖検例
○ 家田俊明（イエダ トシアキ）1，赤木明生2，三室マヤ2，岩崎靖2，吉田眞理2
1) 市立四日市病院脳神経内科　　 2) 愛知医科大学加齢医科学研究所
 
10. Somatic sproutと多数のtorpedoesが認められたHuntington病の1剖検例
○ 坂井健二 （サカイ ケンジ）1，石田千穂2，森永章義1,3，高橋和也2，山田正仁1
1) 金沢大学大学院脳老化・神経病態学（神経内科）
2) 独立行政法人国立病院機構医王病院 神経内科
3) 独立行政法人国立病院機構七尾病院 神経内科
 

15:10～15:40　　　Parkinsonism
座長　　吉田眞理　先生 （愛知医科大学　加齢医科学研究所）

*11. Hemiparkinsonism-hemiatrophy症候群の一剖検例
○ 柘植彩子（ツゲ アヤコ），中村正孝，三宅浩介，飯田慎，井谷公美，森勢諭， 隠岐光彬, 藤田賢吾，國枝武伸，和手麗香，金子鋭，日下博文
関西医科大学 神経内科
 
12. 複数の病態を伴った多系統萎縮症の一剖検例
○ 宮田元（ミヤタ ハジメ）1，本郷祥子2，福迫俊弘3，尾本雅俊4，森松光紀5
1) 秋田県立脳血管研究センター脳神経病理学研究部
2) 秋田大学医学部医学科　　3) 山口県立総合医療センター神経内科
4) 山口大学大学院医学系研究科神経内科学　　5) 徳山医師会病院神経内科
 
- Coffee Break (10分) -

15:50～16:20　　　FALS
座長　　日下博文　先生 （関西医科大学　神経内科学講座）

13. FUS陽性封入体を伴う家族性筋萎縮性側索硬化症の一剖検例
○ 天草善信（アマクサ ヨシノブ）1 ，丹羽央佳1 ，伊藤誠2 ，赤木明生3，三室マヤ3 ，岩崎靖3 ，吉田眞理3
1) 刈谷豊田総合病院 神経内科　　2) 刈谷豊田総合病院 病理科
3) 愛知医科大学加齢医科学研究所 神経病理部門
 
*14. Optineurin遺伝子にヘテロ接合E478G変異を認めた家族性ALSの一剖検例
○ 綾木孝（アヤキ タカシ）1，伊東秀文1，小牟禮修2，辰己新水3，漆谷真3， 川上秀史4，高橋良輔3
1) 和歌山県立医科大学 神経内科　　2) IHI播磨病院神経内科，
3) 京都大学神経内科　　4) 広島大学原爆放射線医科学研究所分子疫学研究分野
 

16:20～16:50　　　ALS 1
座長　　藤村晴俊　先生 （国立病院機構　刀根山病院　臨床研究部）

*15. 残存運動神経細胞に pTDP-43 陽性，cystatin C 陽性の大型類円形細胞質内封入体を認めた「広範型」
ALS の１剖検例
○ 新宅雅幸（シンタク マサユキ）1，金田大太2，小柳清光3
1) 大阪赤十字病院 病理診断科　　2) 同 神経内科
3) 信州大学医学部 神経難病学

 
*16. 運動神経諸核にtype C類似のpTDP-43沈着を認めたALSの1例
○ 上田紗希帆（ウエダ サキホ），尾崎 彰彦，山本 徹
大阪府済生会中津病院
 

16:50～17:20　　　ALS 2
座長　　加藤信介　先生 （鳥取大学医学部　脳病態医科学分野）

17. 筋萎縮性側索硬化症の一剖検例
○ 西村広健（ニシムラ ヒロタケ），濱崎周次，定平吉都
川崎医科大学 病理学1
 
*18. 紀伊半島出身ALSの一例
○ 牧浦葉子（マキウラ ヨウコ）1, 野倉一也2, 加子哲治2, 東文香2, 溝口良順3, 山本纊子4, 岩崎 靖5,三室マヤ5,
吉田眞理5
1) 西大和ﾘﾊﾋﾞﾘﾃｰｼｮﾝ病院　　2) 藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院 神経内科
3) 同 病理　　 4) 並木病院神経内科
5) 愛知医科大学 加齢医科学研究所 神経病理部門
 

17:30～18:30　　　特別講演

座長　　伊東秀文 （和歌山県立医科大学　神経内科学講座）
「 自然と人 」 紀伊半島と南洋群島 （生命の源流）
八瀬 善郎 名誉教授 （和歌山県立医科大学）
 

18:45～20:15　　　全体懇親会
福利厚生棟 1階

第2日目: 2014年11月16日（日）

＜標本展示＞ 演題19-30 8:00 ～ 15:15 （1階実習室1）
＜一般演題 2＞ 10:00 ～ 11:00 （3階講義室3）
＜臨床神経病理懇話会　世話人会＞ 11:00 ～ 11:30 （3階講義室2）
＜神経病理学会近畿地方会　世話人会＞ 11:30 ～ 12:00 （1階会議室）
＜ランチョンセミナー 2＞ 12:00 ～ 13:00 （3階講義室3）
＜一般演題 3＞ 演題23-30 13:00 ～ 15:10 （3階講義室3）
＜閉会の辞＞ 15:10 ～ 15:15 （3階講義室3）

一般演題2（口演）

10:00～10:30　　　神経・筋
座長　　西村広健　先生 （川崎医科大学　病理学　1）

*19. 抗U3RNP抗体陽性筋炎の臨床病理学的検討
○ 村田顕也（ムラタ ケンヤ）1，中西一郎1，池田高治2，三森経世3，伊東秀文1
1) 和歌山県立医科大学 神経内科　　2) 和歌山県立医科大学 皮膚科学
3) 京都大学医学部大学院医学研究科臨床免疫学
 
20. 腓腹神経生検を行った抗Neurofascin抗体陽性Lewis-Sumner症候群の一例
○ 大崎裕亮（オオサキ ユウスケ）1，松井尚子1，葛目大輔2，藤田浩司1，野寺裕之1， 尾本雅俊3，海田賢一4，
和泉唯信1，神田隆3，梶龍兒1
1) 徳島大学 神経内科　　 2) 近森病院 　　3) 山口大学 神経内科
4) 防衛医科大学校 内科3 神経・抗加齢血管内科
 

10:30～11:00　　　脳腫瘍
座長　　村田晋一　先生 （和歌山県立医科大学　病理学第二教室）

*21. 髄膜腫との鑑別に苦慮した胸髄malignant solitary fibrous tumorの一例
○ 松井宏樹（マツイヒロキ）1，高木健治1，石田光明2，九嶋亮治2，遠山育夫3， 野崎和彦1
1）滋賀医科大学脳神経外科学講座　　2）滋賀医科大学附属病院 病理診断科
3）滋賀医科大学 分子神経科学研究センター
 
22．脳生検で診断困難だった脳原発悪性リンパ腫の剖検例
○ 加藤博子（カトウ ヒロコ）1，岩崎靖2，三室マヤ2，吉田眞理2，安藤哲朗1， 川上 治1，杉浦真1，加藤隼康1，
横井克典1，都築雨佳1，原田陽平1
1）安城更生病院神経内科　　2) 愛知医科大学加齢医科学研究所
 

11:00～11:30　　　臨床神経病理懇話会 世話人会 （3階講義室2）

11:30～12:00　　　日本神経病理学会近畿地方会 世話人会 （1階会議室)

12:00～13:00　　　ランチョンセミナー 2 共催：エーザイ株式会社

　　　　　 座長　　　遠山育夫　先生 （滋賀医科大学　分子神経科学研究センター）
    　　　　　　　　　「アルツハイマー病：根本治療に向けた研究最前線」
    　　　　　　　　　東京大学大学院医学系研究科 神経病理学分野 岩坪 威 先生

一般演題3（口演）

13:00～13:30　　　Pick
座長　　石津秀樹　先生 （財団法人慈圭会　慈圭病院）

23．行動異常で発症し，高度の前頭側頭葉萎縮を呈したピック病の1剖検例
○ 岩崎靖（イワサキ ヤスシ）1，森恵子2，伊藤益美2，赤木明生1，三室マヤ1， 吉田眞理1
1) 愛知医科大学 加齢医科学研究所 神経病理部門
2) 小山田記念温泉病院神経内科
 
24．多数のRD4陽性RD3陰性神経細胞内封入体を基底核・脳幹・小脳に伴ったPick 小体を有するPick病の一剖検例
○ 池田智香子（イケダ チカコ）1,2，横田修1,2,3，長尾茂人1,2，大島悦子1， 寺田整司1,2，石津秀樹4，内富庸介1
1）岡山大学大学院精神神経病態学　　2）南岡山医療センター臨床研究部
3）きのこエスポアール病院　　4）慈圭精神医学研究所
 

13:30～14:00　　　FTDP-17
座長　　片山禎夫　先生 （川崎医科大学　神経内科学）

25．Tau遺伝子P301L変異を認めたFTDP-17の1剖検例
○ 橋詰良夫（ハシヅメ ヨシオ）1，赤津裕康1, 堀 映1，桑野良三2
１）福祉村病院 神経病理研究所　　2) 新潟大学脳研究所
 
26．MAPTの新規遺伝子変異を認めたFTDP-17の一剖検例
○ 倉重毅志（クラシゲ タカシ）1, 2，森野豊之3，城間紀之4，山崎雄1，高橋哲也1， 有広光司4，丸山博文1，
伊東秀文5，川上秀史3，松本昌泰1
１）広島大学大学院 脳神経内科学　　2）県立広島病院脳神経内科
3）広島大学原爆放射線医科学研究所 分子疫学
4）広島大学病院 病理診断科　　5）和歌山県立医科大学 神経内科
 
- Coffee Break (10分) -

14:10～14:40　　　PSP+α
座長　　上野正樹　先生 （香川大学医学部　炎症病理学）

27．多数のghost tangleを海馬領域に認めた，進行性核上性麻痺の高齢者の一剖検例
○ 岩瀬 環（イワセ タマキ）1，水野友之1，吉田眞理2
１）名古屋市厚生院 神経内科　　２) 愛知医科大学加齢医科学研究所
 
28．パーキンソニズムが先行し筋萎縮性側索硬化症の剖検例
○ 武内俊明（タケウチ トシアキ）1，隅蔵大幸2，藤田浩司1，野寺裕之1，瓦井俊孝1， 和泉唯信1，村山繁雄2，
梶 龍兒1
１）徳島大学 神経内科　　２）東京都健康長寿医療センター神経病理
 

14:40～15:10　　　脱髄・炎症
座長　　東 靖人　先生 （姫路中央病院　神経内科）

29．大脳白質に広範な左右対称性壊死病変を認めた視神経脊髄炎の1剖検例
○ 石田千穂（イシダ チホ）1，池田篤平1，高橋和也1，本崎裕子1，池田芳久1， 駒井清暢1，篠原もえ子2，
山田正仁2
1）国立病院機構医王病院神経内科
2）金沢大学大学院脳老化・神経病態学（神経内科）
 
30．ステロイド治療に反応する多発性の大脳，脳幹および髄膜病変を認めた1生検例
○中野博人（ナカノ ヒロト）1，尾崎太郎1，池田芳久1, 2，島啓介1，野崎一朗1， 坂井健二1，浜口毅1，
小野賢二郎1，中田光俊3，岩佐和夫1，山田正仁1
1）金沢大学大学院脳老化・神経病態学 （神経内科）
2）国立病院機構医王病院　　3）金沢大学附属病院脳神経外科
 

15:10～15:15　　　閉会の辞

和歌山県立医科大学 神経内科学講座伊東秀文

＊第10回日本神経病理学会近畿地方会の演題を兼ねる。